順天堂大学の三浦龍司選手が3000m障害予選を日本記録更新で決勝進出

目次

はじめに

 

こんにちわ!

Body Make Salon LUXE(ボディメイクサロンラグゼ)の高橋です。

多摩センターから徒歩3分の場所でパーソナルストレッチサロンを運営兼トレーナーとして活動しています。

他資格、メンタル心理ヘルスカウンセラー、メンタル心理インストラクター、野菜ソムリエ(旧ジュニア野菜ソムリエ)を取得しました。

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今回も気ままに書いていこうと思います。

 

ミュンヘンオリンピック以来3000m障害で日本勢決勝進出

 

2021年7月30日(金曜日)

午前9時20分。

夜更かしをしたせいか眠い目をこすりながらなんとか起床した。

注目していた東京オリンピック陸上競技の3000m障害予選があった。

そもそも3000m障害とは何なのか。

僕自身も何回かレースに出たことがあるが、詳しいことは曖昧なので、日本陸上競技連盟の公式ホームページから3000m障害の説明を引用してみる。

3000mを走るうちに障害物を28回、水濠を7回越えなくてはありません。スタート後、フィニッシュラインを初めて通過してから各周に5個の障害物があり、その4番目が水濠であることがルールです。水濠以外の4つの障害物は移動式ですが、男子は高さ91.4cm、女子は76.2cmです。手をかけて越えてもかまいませんが、外側を通ったりくぐったりしてはいけません。 日本の競技場では、水濠はトラックの外側にありますが、世界の多くは内側です。水濠が外でも内でも、先のルールに合致していれば問題ありません。スタートは日本はホームストレートの中央付近、海外はバックストレートとなります。(「日本陸上競技連盟公式ホームページ」)

 

障害物というのは運動会であるような網をくぐったり、麻袋に入ってピョンピョン跳ねたりするものではなく全てハードルになる。

しかも、体育の授業で使われるものとは違い、ハードルに足が掛けられるように飛び越える箇所が太く、横幅も何人も一緒に飛べるように長い。

さらに水濠といってハードルを飛び越えた先に大きな水たまりを超えなくてはならない。(サムネイル画像を参照)

これはとても深くハードルの真下だと腰くらいまで浸かってしまう。

さすがにトップ選手がそうなる事はないが、それでも片足の足首半分くらいまでは、ほぼ確実に濡れる。

これを含め28回もハードルを飛びながら3000mを走るということ。

トラック競技の中では中々ハードな競技だ。

ちなみにオリンピックは参加標準記録が厳しいため日本人選手が出られない種目も多い。

そんな中、この3000m障害では1か国から出れる最大の人数である3人がオリンピック標準記録(8分22秒00)を突破して出場を決めた。

その選手達が三浦龍司選手(順天堂大学)、青木涼真選手(ホンダ)、山口浩勢選手(愛三工業)だ。

東京オリンピックの予選は3組に分かれて行われ、組の3着までが決勝に進み、残りの3人が全体の4着以降から選ばれる。

つまり、3着に入れば確実に予選を通過するということだ。

しかし、世界はそんなに甘くはない。

日本の3000m障害第一人者である岩水嘉孝さんでさえ2003年パリ世界陸上で決勝に進出(決勝では11位)してから、日本勢は世界の舞台で決勝に進出していない

オリンピックに関して言えば1972年のミュンヘンオリンピック以来だ。

それでは、さっそく予選の結果をみてみよう。

第1組、三浦龍司選手 8分9秒92(日本新記録)で組2位の全体2位通過

第2組、青木涼真選手 8分24秒82で全体26位 

第3組、山口浩勢選手 8分31秒27で全体32位

なんと、三浦選手が大幅な日本記録を出して決勝進出をきめた。

しかもレース展開が完璧だった。

前半からハイペースの中、常に先頭集団につき、離れていく選手を次々と抜き最後は先頭に出る勢いで2着ゴール。

まだ、余裕があるようにも見えた。

三浦選手の秘めた力と展開次第ではメダルもありえるかもしれない。

青木選手も1組目とほとんど変わらないレース展開の中、果敢に食らいつき午前中ということや蒸し暑い天候にも関わらずベストに近いタイムは今後の伸びしろを感じられた。

山口選手はタイムは伸びなかったにしろ、変化が大きいレース展開の中、中盤まで食らいつき意地をみせたレースだったと思う。

三浦選手がでる3000m障害決勝は8月2日(月曜日)の午後9時15分になる。

日も落ちて涼しくなるので記録にも注目をしたい。

 

終わりに

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

中長距離で世界と戦える選手が少ないので、今回のレースは起きたてにも関わらず鳥肌が立ちました。

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執筆者:tama0203