小説家になろうで読んだことのある村崎 羯諦(むらさきぎゃてい)さんの『余命3000文字』が文庫になったらしい。

はじめに

 

こんにちわ!

Body Make Salon LUXE(ボディメイクサロンラグゼ)の高橋です。

多摩センターから徒歩3分の場所でパーソナルストレッチサロンを運営兼トレーナーとして活動しています。

他資格、メンタル心理ヘルスカウンセラー、メンタル心理インストラクター、野菜ソムリエ(旧ジュニア野菜ソムリエ)を取得しました。

良ければ、紹介ページもご覧頂ければ嬉しいです。→【当店のパーソナルストレッチ紹介ページ

今回も気ままに書いていこうと思います。

 

彼氏がサバ缶になった

 

村崎 羯諦(むらさきぎゃてい)さんの『余命3000文字』を読んだ。

まずは「ぎゃてい」という著者名に驚いた。

音だけ聞くと落語家みたいな名前だ。

こちらの『余命3000文字』は小説家になろうという日本で一番大きい小説投稿サイトで有名になったので既に知っている人もいるかもしれない。

僕自身も既にこちらのサイトで読んだことがあった。

本書は5分ほどで読める短い小説(ショートショート)が書き下ろしを含め26編収録されている。

まずは裏表紙から一部を引用。

「大変申し上げにくいのですが、あなたの余命はあと3000文字きっかりです」ある日、医者から文字数で余命を宣告された男に待ち受ける数奇な運命とはー?(「余命3000文字」)。

この物語はきっちり3000文字で完結する。

小説を読む際に文字数など気にしないので斬新で新鮮だった。

下記は収録されている作品。

目次をみただけでどの作品が気になるだろうか。

《目次》

・余命3000文字

・彼氏がサバ缶になった

・心の洗濯屋さん

・焼き殺せよ、恋心

・私は漢字が書けない

・笑う橋

・世界がそれを望んでいる

・食べログ1.8のラーメン屋

・終末のそれから

・それはミミズクのせいだよ

・影

・骸骨倶楽部

・おはよう、ジョン・レノン

・向日葵が聴こえる

・パンクシュタット・スウィートオリオン・ハニーハニー

・幼馴染証明書

・精神年齢10歳児

・出産拒否

・不倫と花火

・流れ星のお仕事

・死人のお世話

・何だかんだ銀座

・大誤算

・彼氏スイッチ

・顔に書いてある

・↑の先

個人的に興味深かった作品は下記の5作品。

【彼氏がサバ缶になった】

冒頭一部引用

朝、目が覚めると隣で寝ていた彼氏がサバ缶になっていた。コンビニとかでよく売ってるやつ。寝ぼけてんのかなと思って揺すって起こしたら、目が覚めた彼氏も自分がサバ缶になっていることに気がついて、やべぇ、やべぇって言ってパニクりだしたの。でも、パニックになったのは最初だけで、五分も経ったらすんなりとサバ缶になったことを受け入れちゃってさ、時間が経てば治るだろうとかなんとか言って、二度寝をし始めたわけ。(p18)

彼女自身も彼氏がサバ缶になっても特段変わった点はそこまでないと言った様子。

彼氏も彼氏でパニクりかたを見ると頭が良くなさそうだが、こんな状況でも五分で受け入れるという柔軟性の持ち主。

最後は人間だったらクズ認定だが、サバ缶だしな…といった感じで締めくくる。

【私は漢字が書けない】

冒頭一部引用

2013年7月23日

小学校一年生の林まい子です。この日はわたしのたん生日で七さいになりました。

だから、おねえちゃんがかん字ドリルとこのノートをくれました。(p44)

人の成長を文章だけでなく、視覚からも味わえる作品。

冒頭からもわかるように本当に7歳が書いているかのような文章力と語彙力、漢字力。

ここから年月がすすむにつれてこの3点が変化していく。

物語で主人公が成長していく過程は多くの作品にあるが、こちらの作品は視覚からも成長している様が垣間見える。

【食べログ1.8のラーメン屋】

冒頭一部引用

〇ラーメン屋の厨房

店主が寸胴鍋のスープをかき回している。

アルバイトが厨房に入ってきて、店主は顔をあげる。(p80)

 

食べログ1.8にも関わらず大繁盛のラーメン屋の話。

店主はあえてまずいラーメンを提供し、接客も悪くし、食器などの衛生面もギリギリ引っかからないようにする。

そんな、ラーメン屋に批判的な評価をしてやろうと人が集まる。

そんなことで店は大繁盛。

実際にこんなラーメン屋がずっと続くわけないが、完全にビジネスに極振りしたラーメン屋だった。

必ずしも良いもの売れるというわけではないことを思い知らされる。

【精神年齢10歳児】

冒頭一部引用

「五年二組に転入してきた内藤健司です。身体年齢は三十九歳で、精神年齢は十歳です。お母さんからは健ちゃんと呼ばれています。みんなと仲良くなれるようにがんばります」(p172)

三十九歳の引きこもりが精神年齢十歳ということで小学校からやり直しという話。

みじめな話のように聞こえるが、現実世界でそんな人は多くいるのかもしれない。

【何だかんだ銀座】

冒頭一部引用

「銀座買った蜂蜜を夜のうちに木に塗っておくとな、銀座ブランドにつられて野生のお金持ちが集まってくるんだ。」(p222)

朝方、眠い目をこすりながら父子は銀座の蜂蜜を仕掛けた木をみに行く。

そこには、お金持ちが集まっていた。

そして、そこで捕まえた企業の社長を網で捕まえて育てることに。

動物や虫を特定の人間に例えるだけでここまでの話になるとは新鮮だった。

 

終わりに

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

最近、お店の事というより本の話が多いかもしれません。

当店はパーソナルストレッチが専門なので、ストレッチのやり方がわからないという人や1人でストレッチするのが不安という方は、当店のパーソナルストレッチ専門店Body Make Salon LUXE(ボディメイクサロンラグゼ)お気軽にお問い合わせ下さい!

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執筆者:tama0203