映画化した『漁港の肉子ちゃん』を原作で読んでみた話~書評はしておりません~

目次

はじめに

 

こんにちわ!

Body Make Salon LUXE(ボディメイクサロンラグゼ)の高橋です。

多摩センターから徒歩3分の場所でパーソナルストレッチサロンを運営兼トレーナーとして活動しています。

他資格、メンタル心理ヘルスカウンセラー、メンタル心理インストラクター、野菜ソムリエ(旧ジュニア野菜ソムリエ)を取得しました。

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今回も気ままに書いていこうと思います。

 

キクりんは終始、母である肉子ちゃんの事を『肉子ちゃん』と呼ぶ

 

最近、西加奈子さん原作の『漁港の肉子ちゃん』が映画化した。

しかも、企画、プロデュースが明石家さんまさんだ。

テレビでも頻繁に宣伝されていたので知っている人もいるかもしれない。

原作の小説は本関連で活動していることもあり、数年前からいろんな人に薦められていたので存在は知っていた。

という事で、話題になったことを機会に読んでみようと購入。

表紙も映画化した特別版になっていたのでラッキー。

それではどんな内容なのだろう。

まずは裏表紙に書いてある、あらすじをそっくりそのまま引用してみる。

あらすじ

男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。太っていて不細工で、明るい― キクリンは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。ちゃんとした大人なんて一人もいない。それでもみんな生きている。港町に生きる肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを活き活きと描き、そっと勇気をくれる傑作。

冒頭は肉子ちゃん(母)が常にダメ男に惹かれたために大変な生活を送ってきたことが記されて始まる。

そして舞台である港町にたどり着く。

あとがきに出てくるのだが、この街のモデルは宮城県石巻市らしい。

どおりで町の人の方言に癖が強いはずだ。

例えば、語尾にらろ、らな、という謎の音が入る。

神奈川出身の僕にとっては中々理解が難しい。

方言が目立つ一部のシーンを出すとキクりん(娘)がお世話になっているサッサンという焼肉屋の店主に心配をかけないよう盲腸を我慢していて病院へ運ばれた。

その後、手術も無事終わりキクりんがベッドで横になっている時、サッサンがキクりんに

「らすけ大丈夫ら。おめは、先回りして、恥かかないように、迷惑かけないように、なんて考えなくていいんらて」(p292)

と声をかけた。

子供なんだから大人に気を使わなくてよい。

みたいなニュアンスだろうが、方言が混じると上記のようなセリフになる。

文字でみればなんとなく伝わる。

ただ、実際に耳で聞いたら理解するのに少し時間がかかりそうだ。

恐らく、石巻の人達が使っている方言を再現しているはず。

このように実際の方言(本当の所は分からないが多分そう)を使う事によって架空の話だが、リアリティのある話になる。

これが小説の醍醐味。

とても面白い。

内容に少し戻ると、キクりんは終始、母である肉子ちゃんの事を『肉子ちゃん』と呼ぶ。

母なのにどうしてか。

ここにも意味がある。

ネタバレになってしまうでこれは伏せておく。

何となく察しが付く人もいるだろうが…

ある港町で繰り広げられる母と娘の日常のような話だが、ここまで読み手を物語へ引き込むのはさすがと言える。

という事で今回はこの辺にしておこう。

 

終わりに

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

今回も小説の話になってしまいましたね。

当店はパーソナルストレッチが専門なので、ストレッチのやり方がわからないという人や1人でストレッチするのが不安という方は、当店のパーソナルストレッチ専門店Body Make Salon LUXE(ボディメイクサロンラグゼ)お気軽にお問い合わせ下さい!

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執筆者:tama0203